浮気相手が配偶者に慰謝料を請求?認められる3つのケース!

浮気相手から配偶者への慰謝料請求は可能なのか

通常、不倫関係では浮気をされた配偶者が浮気相手に慰謝料を請求するケースが一般的です。しかし実は、立場が逆転して浮気相手が配偶者に慰謝料を求めることができる状況も存在します。

多くの方が「浮気をした側が慰謝料をもらえるはずがない」と考えますが、法律上は不倫関係の有無とは別の問題として、人格権の侵害や不法行為があれば、浮気相手であっても被害者として権利を主張できるのです。

この記事では、どのような状況で浮気相手が配偶者に慰謝料請求が認められるのか、具体的なケースと法的根拠、そして請求された場合の対処法について詳しく解説していきます。


浮気相手が配偶者に慰謝料請求できる3つの主なケース

ケース1:暴力や傷害を受けた場合

浮気が発覚した際、怒りのあまり浮気相手に対して暴力を振るってしまう配偶者がいます。しかし、どんな理由があっても暴力は傷害罪にあたる犯罪行為です。

配偶者から浮気相手への暴行により、打撲、骨折、裂傷などの怪我を負わせた場合、浮気相手が配偶者に慰謝料を請求することができます。被害の程度によっては数十万円から数百万円の慰謝料が認められることもあります。

実際の判例では、浮気相手の女性が配偶者の妻から顔面を殴打され、全治2週間の怪我を負ったケースで、約50万円の慰謝料支払いが命じられました。不倫という事実があっても、身体的な暴力は正当化されないという法的判断です。

ケース2:脅迫や恐喝を受けた場合

浮気相手に対して「別れなければ職場にバラす」「家族に連絡する」といった脅迫をしたり、法外な金額を要求したりする行為も違法です。

脅迫罪や恐喝罪に該当する行為があれば、浮気相手が配偶者に慰謝料請求する正当な理由となります。特に、継続的な脅しや執拗な嫌がらせがあった場合は、精神的苦痛に対する賠償として慰謝料が認められやすくなります。

過去の判例では、妻が夫の浮気相手に対して数ヶ月にわたり脅迫的な電話やメールを繰り返し、うつ病を発症させたケースで、約80万円の慰謝料支払いが命じられています。

ケース3:名誉毀損やプライバシー侵害があった場合

SNSや職場、近隣住民などに対して、浮気相手の実名や顔写真を晒し、「不倫相手」として公表する行為は名誉毀損にあたります。

事実であっても公然と人の名誉を傷つける行為は違法であり、浮気相手が配偶者に慰謝料を求める根拠になります。特にインターネット上での拡散は被害が広範囲に及ぶため、慰謝料額も高額になる傾向があります。

また、浮気相手の自宅に押しかけて大声で罵倒したり、職場に電話をかけて不倫関係を暴露したりする行為も、プライバシー侵害として損害賠償の対象となる可能性が高いです。


慰謝料請求が認められにくいケース

一方で、以下のような状況では浮気相手から配偶者への慰謝料請求は認められにくいとされています。

単なる事実確認や話し合い

浮気の事実を確認するための質問や、冷静な話し合いの場を設けることは、配偶者として当然の権利です。感情的にならず、暴力や脅迫を伴わない範囲での対応であれば、違法性は認められません。

正当な慰謝料請求

配偶者が浮気相手に対して、適正な金額の慰謝料を請求すること自体は合法的な権利行使です。ただし、相場を大きく超える金額を要求したり、支払いを強要したりすれば恐喝となる可能性があります。

弁護士を通じた交渉

弁護士を介して法的手続きに則った交渉を行う場合は、たとえ浮気相手にとって不快な内容であっても、正当な権利行使として扱われます。


浮気相手が配偶者に慰謝料請求する際の流れ

実際に浮気相手が配偶者に慰謝料を求める場合、以下のような手順を踏むことになります。

1. 証拠の収集

まず、配偶者から受けた被害を証明する証拠を集めます。暴力の場合は診断書や怪我の写真、脅迫の場合は録音データやメール・LINEのスクリーンショット、名誉毀損の場合はSNSの投稿や第三者の証言などが重要です。

2. 弁護士への相談

集めた証拠をもとに、弁護士に相談して法的に請求可能かどうかを判断してもらいます。不倫関係にあったという事実が、慰謝料請求にどの程度影響するかも含めて、専門家の意見を聞くことが重要です。

3. 内容証明郵便の送付

弁護士名義で内容証明郵便を送り、被害の内容と慰謝料額を明示して請求します。この段階で示談が成立すれば、裁判を避けることができます。

4. 調停や訴訟

示談に応じてもらえない場合は、民事調停を申し立てるか、損害賠償請求訴訟を起こすことになります。裁判では証拠に基づいて、実際に不法行為があったかどうか、慰謝料額は妥当かなどが審理されます。


配偶者側が浮気相手から慰謝料請求された場合の対処法

もし浮気相手から慰謝料を請求されてしまった場合、以下の点に注意して対応しましょう。

すぐに弁護士に相談する

感情的になって対応すると、さらなるトラブルを招く可能性があります。まずは冷静に弁護士に相談し、請求の正当性や対応策を検討してください。

不当な請求には応じない

脅迫まがいの請求や、明らかに不当な金額の要求には応じる必要はありません。ただし、本当に暴力や名誉毀損があった場合は、ある程度の支払い義務が生じることも理解しておきましょう。

証拠を保全する

浮気相手からの請求内容や、自分がどのような対応をしたかについて、メールや録音などで記録を残しておくことが大切です。後々裁判になった際に、自分の行動が適切だったことを証明する材料になります。


浮気問題で感情的にならないために

浮気が発覚した際、配偶者が激しい怒りや悲しみを感じるのは当然のことです。しかし、その感情のままに行動してしまうと、逆に自分が加害者となり、浮気相手が配偶者に慰謝料を求める立場になってしまう可能性があります。

冷静さを保つためには、以下のような対策が有効です。

信頼できる第三者に相談する

友人や家族、カウンセラーなど、冷静に話を聞いてくれる相手に状況を共有することで、感情を整理できます。

法的手続きを優先する

感情的な行動よりも、弁護士に依頼して法的に正しい方法で慰謝料請求や離婚手続きを進める方が、結果的に有利になります。

直接対決を避ける

浮気相手と直接会って話をしようとすると、感情が高ぶって暴力や暴言に発展しがちです。できる限り弁護士などの専門家を介してコミュニケーションを取るようにしましょう。


浮気問題の解決は専門家に相談を

浮気問題は感情が複雑に絡み合い、当事者だけでは冷静な判断が難しいものです。特に、浮気相手が配偶者に慰謝料請求してくるような事態に発展すると、法的知識なしでは適切に対処できません。

早い段階で探偵や弁護士などの専門家に相談し、証拠収集から法的手続きまで、正しいステップを踏んで問題解決を目指すことが重要です。


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まとめ:法的な一線を越えないために

浮気相手が配偶者に慰謝料請求できるケースは、主に暴力、脅迫、名誉毀損といった明確な不法行為があった場合に限られます。どれだけ相手の行為が許せないものであっても、法律を無視した対応をすれば、立場が逆転してしまう可能性があるのです。

浮気問題に直面したときこそ、冷静に法的な手続きを踏むことが、最終的に自分自身を守ることにつながります。感情的な行動は避け、必ず専門家のサポートを受けながら、適切な方法で問題解決を目指しましょう。

一人で抱え込まず、まずは信頼できる探偵や弁護士に相談することから始めてください。正しい知識と適切な対応が、新しい人生への第一歩となります。

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